愛知県の秋のフォトスポット香嵐渓で撮影してきました
こんにちは!たかです。
愛知県の紅葉スポットで有名な香嵐渓に行ってきましたので、香嵐渓で撮影した写真を紹介します。
愛知県の人気フォトスポット香嵐渓とは
香嵐渓は愛知県豊田市にある渓谷で、春は付近の山でニリンソウやヤマルリソウといった山野草が絨毯のように敷き詰められ、夏は生い茂った木々の新緑や流れる川で涼むことのできる場所です。
この香嵐渓は11月に開催される紅葉まつりにも力を入れていて、夜中のライトアップや地元の産業を紹介するイベントが開かれる楽しいイベントになっています。
見ごろは11月中旬から下旬にかけてですが、11月下旬になると四季桜という秋に咲く桜も楽しめるので、私は下旬に散策することを強くお勧めします。
香嵐渓でどんな写真が撮れるのか
香嵐渓は紅葉が見れるだけではありません。
川にかかる橋も魅力的ですし、小さな滝もありました。飯盛山という山に登ったり、香積寺(こうじゃくじ)というお寺もあるので時間を掛けてゆっくりと散策できますよ。
待月橋(たいげつきょう)付近
香嵐渓入り口から少し歩いたところに待月橋という赤い橋があります。
朝の9時くらいに待月橋を歩いていると滝に小さめの虹が掛っているのを見つけました。10時には消えていたので、早起きは三文の徳ってこういうことなんだなぁとしみじみ感じました。
香積寺(こうじゃくじ)付近
香積寺付近の広場には猿回しや和太鼓、お茶会と色々なイベントと、フランクフルトや刀削麺といった出店がありました。
この刀削麺は本場中国の職人さんを毎年呼んでいるので、本場の刀削麺を食べてみたいという人は一度足を運んでみてください。
今回私は刀削麺も食べましたが、団子が気になったので購入しました。
団子の照りをより綺麗に写したかったので逆光になる位置で撮影しました。
テーブルクロスが白色で、レフ板のように影を消してくれるので、露出補正を設定しなくてもきれいに撮れるのはいいですね。
香積寺の門が木陰になっており、奥の紅葉がより綺麗に見えたので門の正面から撮影しました。この道は人通りが多く、人が次々に通行する為、露出を-1 2/3と抑えてシルエットになるように撮影しました。
撮りたいスポットに人が多すぎて撮れないという場合は、逆に人を入れてあげたり、シャッタースピードを上げて撮影するテクニックもありますよ。
シャッタースピードに関する記事はこちら
香積寺の手水舎は竹が使われており、背景の生い茂る草木によく合いますね。
観光客が多いので自分が柄杓を持ち上げなくても誰かが勝手に柄杓を使うので撮影が簡単にできました笑
神社での撮影は露出を少し下げてあげると雰囲気が出てかっこよく撮れますよ。
露出補正の記事はこちら
飯盛山付近
香積寺の裏から飯盛山に上ることが出来ます。
頂上まで険しい道が続きますが、写真を撮りながら登っていたので感覚的に直ぐに着いてしまいました。
足腰の悪い人や雨の降った翌日は危険なので飯盛山に上るのはあまりお勧めはできませんが、それ以外であれば撮影スポットは多くあるので体力と気力があればぜひおすすめしたいです。
入り口側から登ると、香積寺の裏から登るより道より比較的緩やかになっているので、こちらから登るのもありですよ。
アクセス
豊田市駅や東岡崎駅からバスが出ていますが、本数は少ないし、乗る人は多いし、道は渋滞でトイレになかなか行けないので到着するまでに疲れます。
香嵐渓に向かうのであれば早めに車で向かうのがよさそうです。(夕方になるとライトアップ目当ての人が多いため車は全く進みませんでした。)
お得な駐車場情報
紅葉シーズンになると香嵐渓はライトアップされるため観光客で駐車場が埋まってしまいます。香嵐渓周辺の駐車場の相場は800~1000円と少々割高になりますし、香嵐渓に近いほど駐車料金が高くなります。
そこで私がおすすめしたい駐車場が「げんき食堂 チュン」さんの駐車場です。
こちらでは1日700円で車を停めることができ、少し歩くだけで香嵐渓の敷地内に入ることが出来ます。
豊田市足助支所という役場でトイレを借りたりパンフレットを頂いたり出来ますし、建物自体も古風な感じでとても惹かれました。
まとめ
・紅葉の季節の香嵐渓は一段と美しくなります
・香積寺やおいしい屋台なと惹かれるものが多く、観光しておきたいスポット
・交通渋滞には気を付けて少し早めに楽しみましょう
夜にはライトアップしますが、気温がグッと下がりますので防寒対策はしっかりとしましょう。指がかじかんだり、身体が震えてピントが合わないことも考えられるのでしっかりとした上着やカイロを持って出かけましょう。
逆光でもきれいに撮れる!露出補正で写真の明るさを変えてみよう
こんにちは、たかです!
写真を撮っているときに明るさを変えたいけど設定をいちいち変えるのが面倒と思ったことはありませんか?
露出補正を使えば絞りやシャッタースピードを変更しなくても簡単に明るさを変更できますよ。
今回は露出補正についてのお話です。
露出補正とは
露出補正はざっくりいうと写真の明るさを変更する機能です。
カメラには自動露出機能というものがあり、カメラが自動で最適な露出になるように絞りやシャッタースピード、ISOを変更します。
例えば、絞り優先モードでf値が4でシャッタースピードが1/15になるものを、f値を8に設定するとシャッタースピードが1/4になりました。
これはカメラが適正だと判断した明るさになるよう露出量を変化しているからです。
しかし、カメラが自動で判断しているので自分が撮りたいと思っている明るさよりも明るかったり暗かったりするわけです。
そのカメラが判断する露出量を変化するのが露出補正という機能になります。
露出補正はどんな時に使うのか
ISOやシャッタースピードなどをいちいち変更せずに簡単に明るさを変化できるお手軽な露出補正ですが、私の場合ですとシャッタースピードを長めに設定したり逆光の写真をより綺麗に撮りたいときに使います。
他には露出補正を明るくして花びらを撮ると明るくふんわりとした写真に仕上がったり、ホワイトバランスと組み合わせて少しダークな写真に仕上げたりと使いこなせると写真を撮るのが楽しくなります。
逆光を撮ってみる
左が露出0の写真で右が露出+1 2/3の写真です。
写真を撮ろうとしたら逆光のせいで被写体に影が出来てしまい、真っ黒になってしまった経験はありませんか?
そんなときも露出を上げることで影になった部分も明るく撮ることが出来ます。
「逆光よりも太陽を背に向けて撮影した順光の方が撮りやすいのでは?」と思うかもしれませんが逆光で撮影すると影が出来ません。なので人物を逆光で撮影するとしわが目立たなくなのので女性を撮影するときは逆光と覚えましょう。
輪郭も太陽で縁取られるのでよりきれいに撮れますよ。
シャッタースピード
こちらはシャッタースピード6秒で撮影したものです。
カメラはシャッターを開いている間の光を記録するのでシャッタースピードが長いと真っ白な写真になってしまいます。
しかし露出補正を下げることでf値が上がり、長時間シャッターを開いていても真っ白にならないで撮影ができます。
まとめ
・露出補正で写真の明るさ暗さを調整できる
・シャッタースピード長くしたいときに露出補正を下げてみる
・逆光の写真を撮る時は露出補正を上げてみる
露出補正はいちいち設定を変更しなくてもすぐに明るさを変化できるので、写真の明るさを変更したいと思ったらこの機能を試してください。
ホワイトバランスのコツで簡単に変わった雰囲気の写真に仕上がります
こんにちは!たかです。みなさんは写真を撮っているときに、撮れた写真と実物が少し色合いが違うと感じたことはありませんか?
ホワイトバランスを設定すると肉眼で見た映像をカメラで撮ることが出来ます。
またホワイトバランスのコツを覚えるだけで簡単にいつもと雰囲気に違う写真を撮れますよ。
ホワイトバランスとは
明るい場所や薄暗い場所で写真を撮ると、色合いが赤かったり青かったりしたことはありませんか?これはカメラのホワイトバランスが正しく調整されていない為、起きてしまう現象です。
人間の目は環境に応じて脳が色を補正してくれるので白いものを見ても白と判別してくれますが、カメラは肉眼のように正確に色を補正できないので、仕上がった写真に違和感を覚えてしまいます。
ホワイトバランスは、白いものが白く映るように色合いを補正する機能です。
このホワイトバランスをしっかりと調整することで、肉眼と同じ映像をカメラに写せます。
ホワイトバランスを調整する
光源には色温度(単位はK(ケルビン))と呼ばれるものがあり、色温度が高ければ赤っぽくなり、色温度が低ければ青くなります。
ホワイトバランスはロケーションに合わせたアイコンが設定されており、日影で撮影する場合は日影のアイコン、電球が付いた部屋での撮影は電球のアイコンを設定するときれいに撮れます。
基本的には写真が青っぽく写る場合は曇りや日影といった赤色のホワイトバランスを設定すると肉眼に近い写真が撮れます。逆に赤っぽい写真になる場合は蛍光灯や電球を設定しましょう。
ホワイトバランスで色合いを調整する
紅葉を見に行った時の写真ですが、木陰から撮影したので全体的に青味掛った写真になっています。これでは写真を見た人に紅葉の綺麗さが伝わりません。
ホワイトバランスを日影に設定して全体的に赤味を増してみました。
手前の瓦が自然な色合いになっているのと、奥の紅葉に赤味が増しているので前の写真よりきれいに撮れていますね。
ホワイトバランスで印象を変える
ホワイトバランスは白さを調整する以外にも、写真を見た人に暖かそう、冷たそうといった印象を与えることもできます。
こちらはオートで撮った普通のクリスマスツリーです。
よくあるイベント会場の写真ぐらいにしか感じませんね。
こちらはホワイトバランスを日影で撮影したクリスマスツリーです。
上の写真と比べて暖かい場所で撮ったような印象やホテルのロビーで撮ったような豪華さがありますね。
人間は赤いものに対しては暖かさや豪華さを感じます。逆に青いものに対しては冷たさを感じます。
なのでドリンクなど冷たそうな写真を撮りたい場合はホワイトバランスを蛍光灯に、暖かい食事や空間を表したい場合はくもりや日影に設定してあげると良いでしょう。
・くもりや日影に設定すると赤くなる
・蛍光灯や電球に設定すると青みが増す
・写真を赤くすると暖かさを感じる
・写真を青くすると涼しさを感じる
ホワイトバランスはオートが良いのか?
最近のカメラはとても優秀なので、撮影する環境を瞬時に理解して最適なホワイトバランスに設定するAWB(オートホワイトバランス)機能が優れています。
確かにオートで撮影したら肉眼で見るような写真が撮影できますが、画角の中に色の偏りがあると、カメラが勘違いして補正してしまう場合もあります。
またオートでホワイトバランスを設定するといっても、肉眼で見る景色と若干の誤差が出てきます。
最近の画像編集ソフトは優秀で、フリーソフトでもホワイトバランスを編集することが出来るものもあります。
しかし、写真を撮ってからソフトを使って編集するまでに時間が掛かってしまい、撮影現場の映像を忠実に再現することはできないのでマニュアルで多少はホワイトバランスを設定できるようになると良いでしょう。
まとめ
・撮影環境によって写真が青や赤っぽくなる
・ホワイトバランスを使って肉眼と同じ写真を撮ってみよう
・わざとホワイトバランスをずらして少し変わった写真を撮ろう
・余裕があればマニュアルでホワイトバランスを設定しよう
ホワイトバランスはオートで設定してもきれいに撮ることが出来ます。しかし、任意でホワイトバランスを変更して雰囲気を変えてみるのも面白いですよ。
【撮影】愛知県蒲郡市の竹島水族館に行ってきました
こんにちは,たかです!
竹島水族館が目の前の三河湾で取れた魚を展示したり、解説がやたらと面白い水族館としてメディアに度々取り上げられています。
そんな水族館で色々と撮影してきましたので紹介しますね。
竹島水族館とは
蒲郡市にある水族館で、15分で1周できてしまうほどの小さい水族館です。
近くに竹島(島根県じゃないほう)があるので観光客に人気なスポットになっています。
土日は人が多く撮影できる状態ではありませんが、平日に行くと人が少ないのでカメラで撮影しても邪魔になりません。(それでも人はいるので、水槽をみたい人には譲りましょうね)
館内はフラッシュ撮影可能ですが、周りや魚に配慮してシャッタースピードやISOを調整して撮影しました。ではどんな写真が撮れたのかを紹介しますね。
見つけたら幸せになれる?|ミズクラゲ
まずはこちらのミズクラゲです。
水槽の中では水の流れがあるのか、円を描くように回転しながら水槽内を漂っていたのでなかなかピントを合わせるのが難しかったです。
絞り優先モードを使い、f値を下げて後ろのクラゲをぼかすように撮影しました。
クラゲの模様が四葉のクローバーみたいでとてもきれいですよね。解説によるとこの模様は胃らしく、五葉や六葉のクラゲもいるみたいなので水族館に行くたびにどんな模様のクラゲがいるのか探してみたいですね。
海のギャングとは思えないキュートな生物|ウツボ
竹島水族館ではウツボを陶器でできた土管のようなものに入れて展示をしています。
ウナギやアナゴのように長い魚は狭い穴や海底に潜っているイメージがありますね。
ただ、この状態で撮影してもただ撮っただけでつまらない写真に仕上がっているので、こっちを向いてくれている子をピックアップして主役として撮影しました。
全体を映した写真では何を表現したいのかが伝わりませんが、主役を決めて撮ってあげると何が撮りたかったのかが相手に伝わるので面白いですね。
背景もぼかしているのでウツボのつぶらな瞳やかわいらしい口元に視線が向かいます。
名前は忘れちゃったけどたぶんハゼの仲間
この子は海藻やサンゴの裏にすぐに隠れてしまい、なかなかいい角度で待ってくれませんでしたが、5分ほど粘ってやっと撮影できました。
こちらはサンドイッチという構図で撮影しました。
中央の被写体を手前と奥のボケで挟み込むからサンドイッチと呼ばれます。
私は構図に関しては特に意識して撮影はしていませんが、覚えるとこんな構図で撮影するとどんな写真に仕上がるんだろうと興味が出てきますね。
マイペースすぎる水族館のアイドル|カピバラ
カピバラって小型犬くらいの大きさかなと思っていたのですが、大型犬くらいの大きさがあってこんなに大きいんだと衝撃を受けました。
竹島水族館ではカピバラショーがあるのですが、マイペースなカピバラに翻弄される飼育員さんがとても面白かったです。
(ブログを書いてる最中に飼育員さんとのツーショットを撮ればサイズが伝わりやすかったと反省です。)
ショーが終わると飼育員さんがカメラの前に餌を置いてカピバラを誘導してくださったので良い写真が撮れました。
みんな大好きアシカショー|アシカ
カピバラのショーも人気ですが、一番人気のアシカショーでは10分前にはステージ周りの席が埋まるほどの人気でした。
撮影する位置取りを早めにしておけばアシカを正面で撮影できたのにと少し後悔していましたが、1メートルくらい高くジャンプするのでカメラが水に濡れなくてよかったと思ってしまうほど迫力のあるショーでした。
アシカやイルカなどの素早く動くものを撮影する場合はシャッタースピード優先モードやスポーツモードを使うときれいに撮れますよ。
深海生物もシャッタースピードで綺麗に撮影
そのほかにも竹島水族館には深海魚やカニを展示しているので水槽内が暗い場所もあります。
そういう場合はシャッタースピードを遅くして撮影することでどんな生き物がいるのかを撮影できますよ。ISOを上げてどんな風に撮れるか練習するのも良いですね。
営業時間 9:00~17:00
入館料 大人500円、小中学生以下200円
定休日 火曜日
カピバラショー 11:15、14:30 (約15分間)
アシカショー 10:30、12:00(土日祝のみ)、13:30、15:00 (約15分)
竹島の景色も素敵なので、水族館の後は竹島にも足を運んでみてください。
まとめ
・水族館で写真は写真の練習にもってこいの場所
・シャッタースピードやf値などを調整して自分の好きな写真を撮ってみよう
今回は愛知県の竹島水族館を紹介しました。
平日の水族館は人が少ないので写真をゆっくり取れます。写真を撮る際に魚をじっくりと観察できるので新しい発見がありますよ。
カメラでシャッタースピードを覚えて、プロのような写真を撮ろう
みなさんこんにちは!たかです。
ISOを使えば暗い所でも明るく撮影できると説明しましたが、ISOを上げるとどうしてもノイズが発生します。
そこでノイズが発生しないで撮影をする方法として、シャッタースピードを紹介します自分のカメラでシャッタースピードを設定できれば、普段の撮影とは変わった世界と撮ることが出来ますよ。
シャッタースピードとは
カメラのシャッターボタンを押すと、カメラは一度シャッターを閉じてから開閉を行います。このシャッターを開けている時間をコントロールするのがシャッタースピードです。
シャッタースピードが長いほどイメージセンサに当たる光の量が多くなるので明るい画像が撮れます。逆にシャッタースピードが短いと暗い画像に仕上がります。
シャッタースピードが短いと肉眼で見る映像よりも暗い写真になるので、カニがどんな場所に立っているのかがわかりませんが…
シャッタースピードを上げるとこの様に水槽の様子がわかる、明るい写真を撮ることが出来ます。通常よりもシャッターを開いている時間が長いので魚がブレてますが、フラッシュを使わずに綺麗な写真を撮れます。
シャッタースピードを自動で設定するモード(プログラムや絞り優先モードなど)では、周りの明るさに応じてシャッタースピードを調整します。なので明るい場所ではすぐにシャッターが閉じても、暗い場所では長い間シャッターが開いたままになります。
シャッターが長い間開いていると、手の震えですぐに手振れ写真になってしまうので、手振れ対策をしましょう。
0.5秒ほどなら脇を閉じて足を肩幅に広げるとカメラを安定させてとることが出来ますが、それ以上の時間で撮影する場合は三脚が必要になります。
シャッタースピードを調整するには
カメラに入ってくる光の量を調整するにはレンズの絞りを調整するか、シャッターの開閉時間を調整する方法があります。
シャッタースピードを任意で調整するにはシャッタースピード優先モードを設定します。
シャッタースピードを長くすると、シャッターが光の入る量を減らそうとf値を小さくします。逆にシャッタースピードを短くすると、シャッターが光を少しでも多く取り込もうとするのでf値が大きくなります。
シャッタースピードが短くてもf値で補正するので明るく取れるのでは?と思われたかもしれません。しかしf値の補正にも限界があり、限界よりもさらに早くシャッターを切ろうとすると写真はどんどん暗くなってしまいます。
暗い写真に仕上がらないようにするためにISOを上げて光の増幅率を上げて明るい写真にするがあります。ISOを自動設定(AUTO)にすると、シャッタースピードや周囲の明るさに応じてISOを自動で調整してくれるので慣れないうちは活用してみると良いでしょう。
シャッタースピードはどんな時に調整する?
シャッタースピードを短くすると時間を止めたかのような写真を撮ることが出来ます。普段の何気ない光景でも、シャッタースピードを短くした写真は私たちが普段見ることのできない変わった世界を映し出してくれます。
またシャッタースピードを長くすると、普段私たちが見ている風景をそのまま写真として残すことが出来ますし、それ以上に長くすると星が出ているのに明るい写真など少し変わった写真を撮れます。
自分がどんな写真を撮りたいか、どんな写真を撮れるのかを想像しながら撮影するのもカメラの面白みですよね。
止まった時間を表現する
イングランド南西部のドーセットの海岸で撮影された、海面に反射した夕日の筋が波により湾曲している写真。 https://t.co/TUeiyt1lp3 短いシャッタースピードにより水面がほぼ静止している感じに見える。撮影者の Jake Moore 氏は地元の写真家かつ水上スポーツ家で、両方の技術を活かして得た一枚。 pic.twitter.com/Jfgo0LQzlA
— Oguchi T/小口 高 (@ogugeo) December 1, 2018
#戦国武将の必撮講座
— 赤松広秀 ( 戦国武将@竹田城 ) (@Hirohide_A) August 16, 2019
入門編「スポーツ撮影のSS」
SS(シャッタースピード)は好みもありますのでご参考までに。
ほとんどの人間の動きはSS1/800で撮影すればピタッと止まります。私が経験した被写体最速は和太鼓の演者の皆さんで、この時は1/1000まで上げて動きを止めています😊 pic.twitter.com/qmqNBgu0uD
シャッタースピードを短くすると時間を止めたような非日常の写真を撮ることが出来ます。波に映った日光や鳥が羽ばたく姿など肉眼で見ることが出来ない景色を写真として残せます。
止まった世界でしか表現できない迫力や幻想的な景色を探してみるのも良いですね。
自分たちの見ている景色をそのまま写真にする
滝はシャッタースピードで全然違く映るのおもろいと思う pic.twitter.com/3FOMwqdpUc
— にゃるち (@nyaruchi) October 25, 2019
噴水や滝で流れる水を短いシャッタースピードで撮ると水滴がこぼれているように見えます。しかし、シャッタースピードを上げることによって私たちの目に見えている水の流れを写真で表現することが出来ます。
速いものを遅いシャッタースピードで撮ってみる
昨日 スポーツランド菅生(すごう)でスーパーバイクレースを撮影してきました。
— ばーにす (@E12kai_nismo_S) June 18, 2018
シャッタースピード 1/50
絞り F9
ISO 100
焦点距離 400mm
カメラ Canon EOS 5D Mark IV
レンズ EF100-400mm/f4.5-5.6L IS Ⅱ USM pic.twitter.com/YCZQJs6TcV
流し撮りという技法で被写体をカメラで追いながら写真を撮れば、写真を見るだけで被写体がどれだけのスピードを出しているかが伝わりやすい臨場感のある写真に仕上がります。
被写体のスピードに合わせて滑らかにカメラを動かす必要があるので初心者にはかなり難しい技術です。初めのうちは自転車や道を通る車を撮るのが良いでしょう。
光の動きを撮影する
〜夜景を綺麗に撮ろう✨〜
— とっすぃ㌠ @ロードバイクアルピニスト (@RoadBikeAlpinis) March 18, 2019
ただ夜景と自転車を撮るだけでなく車のレーザービームを一緒に撮ると雰囲気がグッと良くなる👍
撮り方はシャッタースピードを長くするだけ後は三脚、自転車を支えるものを用意しよう😊
とっすいは写真に詳しくないので詳しい方説明よろ‼️#ロードバイクアルピニスト pic.twitter.com/DPGck00Br1
暗い場所で光を動かすと、光の軌跡を写真として撮影できます。それを応用したのがこのツイートです。
夜間に車が通るのを見計らって撮影すると、レーザービームが道路を飛び交っているように撮影できます。カメラの固定さえできれば初心者でも簡単に撮れるのでカメラを始めたばかりの人は一度試してみてください。
車以外にも観覧車や飛行機、花火など夜間に移動するものはたくさんあるので、何を撮ろうか考えるのも楽しいですね。
まとめ
・シャッタースピードを短くすると早く動くものでも撮影できる
・シャッタースピードを長くすると明るい写真が撮れる
・シャッタースピードが長いと手振れしやすくなるので注意
・三脚を使って安定した写真を撮ろう
私がシャッタースピードを使って撮影する場合はたいていフラッシュが禁止された場所や夜景を撮影する場合に使います。ISOを上げるとノイズがどうしても発生するので綺麗に撮影したいときはどうしてもシャッタースピードに頼らないといけませんね。
最近はコンパクトで軽量化されている三脚が多いので、簡単に持ち運びでき、カメラと一緒にカバンにしまって撮影に行くこともあります。
みなさんもシャッタースピードを覚えて自分が撮りたいと思った写真を撮影してみましょう。
カメラのISO感度がわかれば暗い場所で綺麗な写真を撮れます!
暗い部屋や夜の屋外で写真を撮ろうとすると急にシャッタースピードが遅くなって、ぶれた写真が撮れることってありませんか?
カメラに入ってくる光の量が少ないと、カメラが明るい写真を撮ろうとシャッタースピードを自動で長くするため、手振れの多い写真に仕上がってしまいます。
そんな時はカメラのISO感度を上げると手振れを抑えた写真を撮れますよ。
ISO(あいえすおー)感度とは
ISO感度とはカメラが光を電気信号に変換する際の増幅率のことです。カメラの内部に入った光はイメージセンサに当たり、電気信号に変換されて写真に残ります。ISO感度を大きくするとこの電気信号が大きくなるため、少ない光でも明るい写真を撮ることが出来ます。
ISO感度を上げると少ない光で明るい写真が撮影できるので、暗いところでも短いシャッタースピードで撮影できます。
ISO感度を上げると写真にノイズが出る
ISO感度を上げると手振れを抑えて、暗い所でも明るい写真を撮ることが出来ます。ですが、ISO感度を上げすぎるとデメリットもあります。
こちらはシャッタースピードが1/13秒、ISO3200で撮影した写真ですが、船の周辺がザラザラしています。ISO感度を上げると写真のようにノイズの載った写真になってしまいます。
ISO感度を設定する際にはノイズが発生しない写真になっているかを確認する必要があります。
暗い場所でもきれいな写真を撮る方法
ノイズが写真に載るのは嫌だという人は、ISO感度を下げてカメラを固定した状態で撮影するときれいな写真を撮れます。
カメラを固定するには次の方法があります。
台を使う
手ごろな段ボールなどの台があればカメラを固定して手振れを気にせずに撮影することが出来ます。しかし、撮りたい角度やベストな位置に台を動かすことが出来なければ綺麗な写真を撮ることはできません。
また、コンクリートなどのザラザラした面に直接置くとカメラに傷がつくので、嫌な人はハンカチを敷くなどで対策しましょう。
三脚を使う
暗い場所でもきれいな写真を撮るには三脚を使うと手振れのない写真を撮ることが出来ます。三脚は重すぎたり、持ち歩くのに邪魔になるというイメージを持つ人もいるかもしれませんが、最近のはアルミ製のコンパクトにしまうことのできる三脚もあります。
カメラのレンズからメンテナンス道具までカメラグッズを幅広く販売するHAKUBA製の三脚でも2000円くらいで購入することが出来ますし、アルミ製なら約800gと軽量です。綺麗な写真を撮りたいのであれば持っておいて損はありません。
画像編集ソフトを使う
奥の手ではありますが、画像編集ソフトを使うことでISO感度が高い状態で撮影した写真のノイズを減らすことが出来ます。
Photoshopがあればノイズ以外にも明るさの変更も簡単にできますが、最初のうちは画像編集ソフトに頼らずに純粋にカメラを楽しんでもらいたいと思っています。
ISO感度の目安
写真を撮るうえで覚えて欲しいのがISO感度の目安です。ISO感度は場所はもちろんですが、天候や影にも影響されるので自分で調整は必要ですが、おおよその目安さえ覚えておけば綺麗な写真をどんどん撮影できます。
昼間・・・100~200(オートでいけます)
屋内・・・800~1600
夜間・・・1600以上
ただしシャッタースピードや周りの光の影響を見ながら感度を変えていきましょう。
まとめ
・ISO感度を調整すると写真の明るさを増減できる
・ISO感度を上げすぎると写真にノイズがのる
・暗所でもきれいに撮るにはシャッタースピードを上げてカメラを固定した状態で撮影する
・ISOを設定しながら綺麗な写真を撮ろう
ISO感度の調整に慣れれば、夜でもきれいに撮影できますし、速く動く被写体に対して短いシャッタースピードで撮影できます。そろそろ紅葉のライトアップやイルミネーションの時期が近付いているので、ISOの練習にカメラを持って撮影に出ても良いですね。
カメラのf値(絞り値)を理解して、思い描いた写真を撮ろう!
こんにちは!たかです。
カメラの初心者にありがちなのが自分が思い描いた写真が撮れないことです。もしかしたらその悩みはf値(絞り値)で解決するかもしれません。
f値(絞り値)をカメラで設定すると主役がはっきりした写真や、全体にピントの合った写真を撮ることが出来ますよ。f値(絞り値)の理解を深めて思い通りの写真を撮っちゃいましょう!
「f値(絞り値)」って何だろう?
「カメラを絞る」と聞いてもピンとくる人はいないと思います。絞りとはレンズからイメージセンサに入る光の量を調整する機構のことです。
レンズの中には絞り羽根というものがあり、この羽根の感覚が狭まったり、広がったりすることによってカメラに入り込む光の量を調整できるのです。
カメラの設定画面にf値(絞り値)がありますが、f値(絞り値)を小さくするとレンズが羽根が開くのでたくさんの光を取り込むことが出来ます。逆にf値(絞り値)を大きくすると、羽根が絞られて光が少しだけ入るようになります。
この絞り値を変更することで背景がぼけた写真を撮ることが出来ます。
f値の増え方
f値の設定をしていると、「F3.5→F4.0→F4.5→F5.0→F5.6…」と不規則に値が変わっていきます。
この値の大きさはカメラのメーカーによって変わりますが、f値を1段階大きくするとレンズを絞っている穴の面積が2倍小さくなります。逆にf値を小さくすると穴の面積が2倍大きくなります。
もしf値を変更するのであれば慣れるまで1段ずつ変えていきましょう。
f値を変えるとどんな写真が撮れるの?
f値を自分の思い通りに設定できるようになると写真の腕は上がります。「f値を変えていくとどのような写真が撮れるのか」を理解して儒分の撮りたい写真をドンドン撮ってみましょう!
f1.4~f2.8,ボケを優先して写真を撮りたい
5728T(132/206) T快速/米原
— お の て つ™ (@Kuroshio_2063) October 15, 2019
近ホシ223-2000(2+1) V32/W20編成
甲南山手にて。
f2.8でぼかしてますが、
W20の台車の綺麗さはちゃんと見えますね。 pic.twitter.com/cu6kj77Me1
最前ドセンを玉砕覚悟の85mm単で特攻したらデジオタのみんなが死ぬ写真が撮れたのでシェアしておきます。
— みそしる!! (@misosiru1026) October 15, 2019
F1.4でND使って白飛びまで防げちゃって完璧すぎじゃん?
保存転載ご自由に☺️ pic.twitter.com/hi81UbIo6L
ピントが合っているもの以外はぼけてしまうので、主役がはっきりとした写真を撮りたい人にはお勧めです。
f値はカメラのレンズによって変わるのでどんな写真が撮りたいか考えた上でレンズを変えましょう。
標準ズームレンズではここまでf値を下げることはできませんが、「こんな写真も撮れるんだ!」と思うともっとカメラやレンズに興味が湧いてきますね。
f値を下げると
f4.0~f5.6,程よくぼける写真が撮れる
自分が可愛いと思っている🐼
— hakutaka (@shusuke1105) October 8, 2019
SS1/320 ISO 1000 F4.0 500mm pic.twitter.com/u0UAW6An7r
10/10
— 姫路貨物民 @C97 4日目一般 (@toshi19311) October 10, 2019
2077レ
EF66 131+EF64 1023
嵐の前の晴天となった今日
原色ロクヨンがサメのムドで下っていきました
Nikon D5500
SIGMA 70-200mm f2.8D APO
f5.6 / ISO 160 pic.twitter.com/1XDWOm3yhn
被写体と背景との距離によりますが、被写体の奥のほうまでピントを合わせたい場合はこれくらいの絞り値の方がよいでしょう。
f8.0,全体をシャープに撮りたいとき
場所 乙女ノ滝
— AcKey (@AcKey_Craft) October 14, 2019
〒006-0049 北海道札幌市手稲区手稲金山https://t.co/r01woSKTOB
📷 Canon EOS Kiss X9 Canon 18-55mmF4-5.6
F8.0 18mm IOS100 8"S#写真好きな人と繋がりたい #風景写真 pic.twitter.com/FsyFkaXVzs
風景や全体にピントを合わせた写真はf値を大きくすると全体がはっきりとした写真に仕上がります。
f値をさらに大きくすると
F11で撮ったつもりがF22シャッター1/15になっててイマイチになった pic.twitter.com/xTyg8gwe7b
— ふみ (@Ruins1202) October 16, 2019
f値を大きくすると光芒(こうぼう)という光の線を撮ることが出来ます。
このツイートのように太陽光で光芒を作っても良いですし、夜の街灯の明かりで光芒を作るのも楽しいですよ。
知っておきたい玉ボケ
f値を小さくなると背景がぼけると何度も言っていますが、草木や水面に反射した太陽光や街灯をぼかすとこんなにきれいな写真を撮ることが出来ます。
雨降る夜の錦糸町。玉ボケの衝動にかられたから撮影。 pic.twitter.com/ayFaQKUfDo
— ベイスタイル (@baystylenet) October 15, 2019
具定展望台(撮って出し
— さく🎃旅の備忘録 (@saku_ehime) October 12, 2019
玉ボケいい感じや pic.twitter.com/mpXcekE8Bo
背景に光の玉が写っていますね。これは玉ボケと言って光をぼかすとできるものです。
玉ボケはf値が大きいと小さい玉ボケ、f値が小さいと大きい玉ボケが出来ます。
普段の見慣れた景色もちょっとした工夫でこんなにきれいな写真に変わるなんて素敵ですね。
まとめ
・絞り値を小さくすると大きくぼける、大きくするとシャープな写真になる
・絞り値がどう変わるかを覚えて撮りたい写真をたくさん撮ろう!
・玉ボケで一風変わった写真を撮るのも楽しい
f値で写真がどのように変化するのかはわかりましたか。背景をぼかすことで被写体をはっきりと写すこともできますし、全体をはっきりと写すことでその場の臨場感を伝えやすくなります。
f値を設定して自分の思い描いた写真を形にしてみましょう!